「24時間」「パーソナル」「ボディーメイク」
「インナーマッスル」「ストレッチ」「ダイエット」
「3か月」「フィットネス」「呼吸法」…
意識をしているから目に留まるのか?
「プロテイン」「BCAA」「HMB」「マルチビタミン」「ミネラル」…
それとも広告自体が多いのか?
電車の窓には宣伝が歌い、本屋の店頭で踊るセオリーを目にする今日この頃。
やたらと出てくる景色に、ちょっと立ち止まって考える。
こういうのは、まず一旦最後までつづけて聞きなさい。
では、気を取り直して。
そもそも「筋トレ」ってなんなのか?
筋肉の鍛錬(たんれん)?
そうだよな。まあそうだ。
じゃあその鍛錬の内訳はなにか?
やっていることを分解すると、動いて、食べて、休むこと。
動く。食べる。休む。
ただこれだと筋トレは誰でもしていることにもなるか…。
でもそうなんだ。
筋トレ人が違うのは、この3点を意識しながらやっているところ。
「限界よりもうちょっと!」
「タンパク質多め!」
「ケガしないようにしっかり寝て修復を!」
と気にかけて。
心身とも、より良い状態になるために。
うん。そう思うとやっぱり筋トレはシンプルだ。
誰でもしていることに意識(負荷)を加える。それだけでいい。
単純なので飽きないよう、あとはいかに続けていくかだろう。
続く人と続かない人との違いはなんだろうな?
言葉は思考の現れだ。
筋肉を育てるのが得意な人たちの「口癖(くちぐせ)」。
長く続けている人の言葉が気になるなあ。
今回は身近なところで耳にした中から、「なにかもうある種の名言だ!」と面白く感じたものを選りすぐってみよう。
前置き長っ!
目次
自分を磨くだけじゃあない。筋トレをすると他の人を救うことができる。
詠み人:大ちゃん
米俵より重いであろう足の調子がすぐれない友人を、ひょいと肩にかつぎあげ、車から居室まで運ぶ時などに使う言葉。
「介護」や「ビーチ・ライフガード」の現場において、最後の切り札として重宝される。
実際のところ、安全に行うには強固な筋力基盤が必要で、想像以上の次元が求められる。
一体、何キロくらいあるの?
逆に、筋肉がないことによって失われる命もある。
それってなあに?
難所の階段地帯も余裕だったし、相手に苦痛を与えない。
雨にも濡れないし、いいなあー。これができたら。
担がれた方も「楽ちんだねえー」と笑ってるんだから。
うわーーーもういっか…これ以上はっ
わあああああーぬおあああー!うわああああーー
この手を離したら、○○さんは助からない。
筋トレをするときも、ダンベルを親愛なる者に見立てて扱えば(脳内状況設定:「ここで手を離したら崖から落っこちる!」「押し返さなければ迫りくる壁に挟まれ潰される!」など)限界まで追い込めます。
ほんとに命がけだったんだ、追い込んでいる時って。
力尽きたら「ごめん」て謝りながら手放します。
口ぐせの魔法。筋トレと仲良くなれば意識が変わって意欲も上がる。
詠み人:大ちゃん
暑ければ「あちいー」。寒ければ「さみいー」。
たとえ「それを言ったら10円」と言われても、ぽろりとこぼしてしまうのが人の常。
ハードな筋トレをした翌日、筋繊維が悲鳴を上げていたらどうだろう?
あくまで自然に。そして爽やかに。
朝一番のあいさつなどで、さらりと言えたらすばらしい台詞。
口ぐせと化せば、伸びしろのある立派な筋トレマインドが備わっていく。
あーこれだってなかなか出てくるもんじゃない。
「いててて」って言っちゃうよ。
すこーし大きくなっている時なんで。
例えば農家の人が、たねを巻いて芽が出たときに感じるよろこびです。
きのうやった脚なんて今、すごいっすよ。
「いたーい、うれしー」
よろこびを感じて、モチベーションアップ。
【筋トレ×語学】継続をしていくと、誰にも奪えない財産を築きながらレアな存在になっていける。
詠み人:大ちゃん
到達するにはどっちが大変だろう?
これは「筋トレ」と「語学」習得の共通点を探りながら話していた時に飛び出した言葉になる。
- どちらも基礎をおさえる必要がある。
- どちらも誰に教わるか?ということに、重きをおいた方がいい。
- どちらも一夜漬けが効かない。やめないでつづけることが必要。
- どちらも環境は大事。きびしいところで追い込まれると一皮むける。
- どちらもできなかったことができるようになれば、うれしいものだし、自分に自信がつく。
- どちらも進めていくうち、おもしろい経験や、人に出会える可能性が、世界規模で飛躍的に広がる。…などなど。
この2つは力をつけていくのに必要な要素などがよく似ている。
片っぽを楽しめる人はもう片っぽもやってみたら、案外、すんなりいくんじゃないだろうか?
組み合わせて使えそうな場面も浮かぶし、相性がよさそう。
やっぱり叶えたい目的をもって、好きで積み重ねられること。
それがきっと「成長のカギ」になるということで同意。
これ3つできる人はなかなか。なかなか。
TOEICって満点が990点だっけ?リスニングとリーディングパートの合計で。
珍しさ度合いではベンチプレス150キロに軍配があがりそう。
でもどっちもすごいことだよなあ。
身についたものは離れないから、どこへでも持ち運べる財産になる。

200キロ、400キロ、400キロで。
ダンベルの語源は由来をみていたら、「空洞部分に詰めものをして重くした釣鐘」ってあった。
「音のしない(Dumb)鈴( Bell)」なんだね。
鉄アレイのアレイは、漢字だと「亜鈴」って書く。
運動好きな11世紀のインドの人たちが、木の棒に石をくくったものをトレーニングに使いだしたのが始まりだったんだって。
インド人もびっくりだね。
大ちゃんらしい型を決めたらできるよ、それきっと。
常に好奇心を広くもって。筋トレにも新しい刺激を取り入れてみる。
詠み人:大ちゃん
スクワット、ベンチプレス、デッドリフト。
この3つは、体の中でも大きな筋肉を鍛える、いわゆるBIG3と呼ばれる筋トレ種目で、持ち上げた重さの総計を競う「パワーリフティング」の競技種目でもある。
バーベルを使った競技には、他にも「ウェイトリフティング」(重量挙げ)がある。
オリンピックで目にする、バーベルを頭の上に差し上げる競技だ。
状況としては、人生を10種競技のように生きる大ちゃんが、ある日、ウェイトリフティングの門を叩いた時、その練習に感銘をうけて放った言葉になる。
個人的にすごくおすすめですね。
時短です。時短!
筋トレにかける時間も少なくて済みます。
ウェイトリフティングの「クリーン&ジャーク」という動き(重量挙げの競技種目のひとつ)なんですけれど、名付けるなら「BIG1」。
なにかスポーツ競技をしている人に、取り入れてほしいトレーニングです。
色々コツがあって。今度ビデオを撮ってみたい。
今、三脚を探しているから、手に入ったらまた解説してやってね。
かんちゃんも、ユーチューバーデビューしましょう。
けど、筋トレの効かせ方。ポイントのおさらいができる動画はシリーズでつくってみたい。
タイトルは、「きのうの自分を超えていけ」(仮称)。
それだけで超えられるよ。定点観測型のユーチューバーになれば?
えみさんも黙ってスクワットをしてなさい。
【追記】
9月11日。今日は胸の日。とりあえずやってみよう。

動いて、食べて、休む。
シンプルなだけに奥の深い筋トレ。
体づくりが好きな人は下記の話もどうぞ。
極め方が桁違い。ゲストにスクワットの元世界チャンピオンが登場するよ。

花が咲いたら…?じゃんけんポン!