目次
【日本語字幕に対応】広める価値のあるアイディア。味わい深いTED Talks(テッドトーク)の世界。
かんちゃん、何見ているの?
登壇者のスピーチを聞く方の。
クマのに出てくる、マーク・ウォールバーグは好きだけれどね。アクションとかコメディーの作品で、引き付けられる俳優の。
荒くれ者で、ヤンチャな育ち。若いころは、警察沙汰も数知れず。
改心後の活躍が目覚ましい。それに今では午前2時半に起きだしてジムに向かう、筋トレマンなんだよなあ。
ケビン・ベーコンも同種ね。わたしはマット・デイモンが好き。
テッドかあ。知っているよ。黒い壇上で話すのでしょ。
あ、ひらめいた。
世界一受けたい授業っていう番組があるの。
副題が、広める価値のあるアイディア。
Ideas worth spreading(アイディア・ワース・スプレッディング)になってるね。
Technology(テクノロジー)
Entertainment(エンターテイメント)
Desigin(デザイン)
この3つの単語の頭文字を、とってつなげた呼び名みたい。
その人その人ならではの伝えたい経験が、短い中に、ぎゅっと凝縮されていて。
新しい本を前にした気分に似てるんだよな、TEDのプレイボタンを押すのって。
先入観のないジャンルのものほど面白い。予想だにしなかった景色が、見聞きするうちに広がっていくから。
昔、クリントン元大統領との関係をとりだたされて、世界中から注目の的なる経験をしたんだって。
話はね、ネット上のモラルについて。登壇日は、2015年の3月になっているね。
彼女は、自身の受けたびっくりするような体感を、研ぎ澄ました言葉で視聴者に伝えているんだ。
どん底からはいあがって、苦難を乗り越えてきた過程、それをあますところなく。
文字や映像で、だれもが発信することのしやすくなった世の中に宛てたメッセージ。「人が人に言葉を発することの重み」を問いかけてくる内容なんだよな。
日本語の字幕がついているから、よくわかるよ。すごい時代になったもんだ。ありがたい。
でもそれって、今、必要なことかも。
えみさんもちょっと見てみて。
サンクス・サンクス・サンクス・サンクス・モニカー
出典:TED Talks公式サイト
Monica Lewinsky·TED2015 The price of shame
プレゼンター:元ホワイトハウス実習生「モニカ・ルインスキー」さんのスピーチに思ったこと。

ところでかんちゃんは、どうしてモニカさんの、このビデオを見ようって思ったの?
そうしたら、自分というものを確認することはできるのかなあって。
そりゃあ、鏡を見たり写真を見たら、これが自分だってのはわかるよ。
だけどさ、もっと内側の、自分は何者かっていう部分。
人って、人からの評価でもって、自分はこれこれこういう性格で、さらにはこういう特徴があって、さらには…と。
時に、思い込んだり、決めつけてみることで、自身の存在を形づくったり、確認するところがあるように思うんだよなあ。
意図しようがしまいが、言葉を交換し合うことで。お互いに。
自分でも自分の得体が知れず、わからなくなるっていうのは不安なことだしね。
言葉が人を創るっていえばいいのか。
そもそもは、スイカの中でそんなことをもちゃもちゃと考えている内に、出会ったのがこの映像だったんだ。
このブログでも、ちょくちょくあることなのだけれど、「会ったことのない人について書く」ということについて考えていたんだ。
「自分がされて嫌なことは、人にもしない」っていう言葉があるけれど、知らない人のことを書くっていうのが、段々、それに当てはまっていることに気がついて。
「失礼なことしているな」と感じたんだよな。
なので、ごめんなさい。もう書いちゃった人へ。木島さん。二浪丸くん。
木島さんは、スクワットの元世界チャンピオン。それだけでも突出しているけれど、本職の方でも、超がつく1流だって聞くんだ。
他ではお手上げだったり、納期に間に合わないものが、最後の望みをかけて彼の元へとやってくる。
大型トラックの塗装を専門にする仕事人。業界ではブラックジャックのような存在なんだって。色々、話を聞いてみたい人なんだ。
木島さんも、二浪丸にもすごい親近感沸いているんだよね、わたし。ふたりとも会ったことないんだけれど。ふふふ。
けっきょく、大ちゃんだけなんだよね、ふたりにあっているのは。不思議。
そう考えてみると、さっき話していたみたいなこと。マーク・ウォールバーグとかマット・デイモンとか、ケビン・ベーコン。
いわゆる、こういった有名人に対して、日頃、わたしたちが話題にしていることも似たようなもんじゃないかなあ。
会ったことのない人。目の前にいない人への接し方か。
東洋の島国の片隅で、自分のことを他の言語で話題にしている者がいるなんて、いつもいつも本人が思っているとは、想像しずらいしな。
「おーい、話したいよー」と思っても、とにかく、一方的になってしまう。
つまりそういうことだよね。
書くなら実際に、その人が今、目の前にいるつもりで。
これは、意識しておきたいな。
あと、文字に起こしてみることが、気づかなかった癖の自覚になっている。
まあ、こっちはわかったところで、直しようがないんだけれど。
感想は、そうだなあ。矢面に立たされた経験のある人だからこそ、出てきた言葉に感じたな。
そこから何を学ぶか。個人の受け取り方が大事なんだろうね。
きっと「ハイ、モニカ」って挨拶すると思うから、ここからは、モニカでいこう。
モニカは、1974年生まれの45歳。ちょうど同年代なんだな。
学校を出てすぐ、22、3歳で、ホワイトハウスに出入りをして、仕事を手伝ったりしていたというんだから珍しい経歴。
かんちゃんは行ったことある、ここ?
一般人でも割と簡単に見学できる時代だったから。
なんとなくイメージでは、中も真っ白なのかと思っていたけれど、青の間とか赤の間とか緑の間とか、部屋が色分けされていたのだけ覚えてる。
モニカがもう1度、こうやって表舞台に出てきた、1番の理由は正義感だけじゃなくてね、自分への信頼を取り戻したからだと思った。
で、それには、取り戻せたのには、モニカのお母さん、お父さんだったり、周囲の人たちの支えがあったからだけど。
やっぱり、自尊心を取り戻したこと。それを強く感じたな。
ただ、講演のタイトルにある、The prise of shame
「晒された屈辱の値段」。
この値段っていうのがちょっとよくわからなくて。価値ならわかるんだけれどなあ。対価とか。その値打ちとか。
英語と日本語の感覚のちがいみたいなものなのかなあ?値段???
んーやっぱりわからない。
値段。値段ねえ。値段。
なにかを通して得られた知見。代償として手にしたものを指しているんだろうね。
広まったもの。狭まったもの。デジタル革命の起こした波紋。

当時、カナダにいたんだけれど、なんだか急に通信網が発達しだして、パソコンも個人に1台みたいな感じが広まってきて。
フューチャーショップとかの家電量販店にいくと、デルとかコンパックのノートパソコンがずらっと並んでいたよ。
カラフルなi-Macが天井から吊るされていて、バンバン売れている感じだった。
流行り始めとちょうど重なって、話題が世界を駆け巡っていったのか。
苦手だけどね、画面とにらめっこしていたよね、その頃は。
それにしても、なにかモニカの話は考えさせられるの。自分の中で。
人は間違えも犯すし、失敗もするんだけれど、そういう経験を、その経験を活かすこともできる。
命を取られるまで責められるってことがあっても、自分でしか最後は自分を守れない。
時間がかかっても、もう1度彼女が出てきたっていうのには、使命のようなものがある気がして。役割があるんだなあって。
見えない手がたてる、ひと押しの音。
クリックは命を奪うこともあれば、世の中の問題解消に役立てられることもある。
モニカも冒頭で近いこと言っていたけれど、その頃に、ホンギャーって出てきた子たちが、もう成人しているってことか。
20歳前後の人は、話す機会がないからなあ。実際のところ、どうなんだろう。
物心のついた頃から身の回りに、当たり前にインターネットがある環境にいると。
状況をつくった親世代と、感覚的に同じってことはないよな。
後から生まれてくる者は、それだけでも必ず進化をして生まれてくるっていうから。
租借(そしゃく)音か。音フェチ動画といって、カラアゲ食べている音とか聞いているんだよ。
息子、13歳は、ホタテ丼作っているところとか、朝から見ている。
まあ、アニメとかも見ているけれどね。よくわかんないんだよ。
見たいものが個人個人なんだよね。
時間もそう。見たい時に見られるのが、普通のことになってきているんだね。
機械の操作、パソコンにしたって、携帯にしたって、教えなくてもそういうのができちゃうのがすごいなって思う。
いわゆる平成キッズだね。もう令和だけれど。

子供たちの写真なんかも、息子の時は、赤ん坊の時からほぼ携帯で撮っている。カメラもビデオも使わない。
グーグルフォトが勝手にアルバム管理をしてくれているよ。
管理といえば、娘の海外留学の説明会を聞きに行って、海外旅行保険の値段にも驚いたけれど、内容も驚いたんだ。
24時間サポートデスクが、日本語対応になっている。一体何のための海外留学だって思ったんだけれどね。
でも、そういうのも、なんだろうな…すべて用意されている。管理されているっていう感じがしてきて。
安心安全をお金で買うっていう感じがしたんだよ。ほんと。
道に迷った、だれかに聞こう。なぜにダブルブッキング…宿の予約がとれないとか。
あの緊張交じりの冒険感。先にたくさん知っていたら、薄くはなるだろうね。
未知との遭遇みたいなの。よくわからんアクシデントとか。
刺激をとるなら、わざと知らない状態をつくって、身を置くっていうのもひとつの選択か。
道が多いなあ。枝分かれ。枝分かれ。
でも実際、減っているよね。そう減っていると思う。
バックパッカーをしている時があったけど、旅先で会話して知り合って、泊めてもらったりしたよ。偶然、なんども移動先で出会った、絵描きのおばあちゃんに。
機械に向き合う時間が増えると、その国の言葉でしゃべるとか、そういうコミュニケーションが減っちゃうんじゃないかなって思ったわけ。
まとめ-最先端のアイディアが魅力。TEDのプレゼン内容への所感-

健康、お金、人間関係、名誉。
大概は、この辺りに集約されていくんじゃないかな。
そうした問題への処方箋、おろしたての見聞を知れるのが、TEDの魅力なんだよな。
現役時代のイメージはスキャンダルの人。アメリカドラマさながらの。
廻る廻るよ時代はまわる。古今東西繰り返されていく人の営み。
番外編。ビル・クリントンさんのTEDトーク。
当時の政権に大きなダメージを与えた、法廷での偽証。モニカとの関係から9年が過ぎた頃。
2007年の3月にビル・クリントン(第42代アメリカ合衆国大統領)さんも、プレゼンターとしてTEDに登壇。
彼のこのスピーチは、年間3人に贈られる賞(TEDプライズ)へと輝くことに。
出典:TED Talks公式サイト
Bill Clinton·TED2007 ビル・クリントン:ルワンダの再建
世の中から、「不平等」「不安定」に映るものを、取り除ていくことに時間を使っていたんだね。
解消していくには、具体的にどうすれはいいのか。
指針をつかむために、まずはカリブ海に浮かぶ島、中南米のバハマ国で、モデル作りを試みたこと。
得られた手ごたえを土台に、アフリカのルワンダや、マラウイ共和国の未来が、良い方に進むよう取り組んでいること。
人々に協力を呼び掛けている内容だった。
なぜなんだろう。
人の印象って、1度すとんと入ってしまうとなかなか変わんないよ。
信頼を築くは一生、崩すは一瞬。そんな言葉も浮かんでくる。
この記事を読んでくれた人は、モニカの話と元大統領の話に、どんなことを感じるんだろう。
あーそれにしても、こんなに稀有なノンフィクションが、3000本以上もつまっているのかTEDには。
すごい量だな。次は何を開こう。
ロッククライミングもあるなあ。ブラックホールも気になるな。
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