とある晩の、日付が変わった頃のこと。
珍しく1泊2日のバカンスをとった大ちゃんが(といっても、それもまた別の業務に絡めてなのだが)、再び皆の待つ「ホーム」へと帰還した。
肩には大きな登山リュックをかけていて、持たせてもらうとずしりとくるものがある。
たぶん15キロはくだらないだろう。
これを背負いながら2日間、神戸の街をあちこち移動していたというのだから、やはり大した体力だ。
先月、東京大学の土俵で出会ったw君との再会。今回、神戸大学で知り合ったオックスフォード大学からの留学生B君。

また、稽古後にw君のお誘いで向かったという、腕の立つ鍼灸師さんが営む、とても自由な雰囲気の道場や、そこから得た刺激や発想。
翌日のRIZIN(ライジン)での試合のこともだなあ。
インスペクターとして垣間見る、試合前の舞台裏。リングに上がる者たちの秘話を含め、格闘技の「か」の字もかじったことのない自分にも、わかるように伝えてくれる、土産話が面白い。
色、素材、価格、風習。廻しにまつわる、あれやこれ。
ん?これは…。
次々と新しい人の名前やアイディアがあがり、つられて熱を帯びる中、荷物の片付けが始まると珍しいものに目がとまった。

これもたぶん、大ちゃんと出会わなければ生涯みることのなかったものだろう。
胴回りが1メートルだったら、廻しの場合、だいたいその4,5倍の長さは必用になるんで。
楽天とかで見つけることができます。ほとんど1社だけが扱っているんですけれど。
あとは色だと、学生相撲で、青を使うところもあります。裏に刺繍を入れたりするのもかっこいいです。
あー二浪丸とか、みんなに黒いのプレゼントしようと思ったけれど、東大相撲部、部員が急に増えちゃったからなあ。それはちょっとパス。
刺繍とか模様、あーそうだ。賑やかなのはなんだっけ。化粧まわしっていうのかな。
あれは土俵入りする時だけしているものなのかな。
ちょっと待ってて。ビデオカメラあるからそっちで撮ってみる。
廻しは締め合うのもコミュニケーション。締め方と着用時のトイレ作法を動画で解説。
あーもう2時半か。さーて、帰って寝るとしよう。
このポーチは誰が作ったんだろう…
終わりはしっかり締めてね。まわしだけに。
そうだなあ。次回は、相撲とストレッチについて書いてみようかな。

花が咲いたら…?じゃんけんポン!