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股割りとは開脚。角界(相撲界)の習わしからくる影響。
相撲取りは、股割りができるだけで、体が柔らかいと言えるのかな?と思っていて…
股割りができると、柔らかいと思われる。
お相撲さんって聞くと、確かに。そんなイメージがあるなあ。
大ちゃんは股割りできるの?
もともと体カタイから。なんだろな、股割りがあんまり良いって思わないからかな。
ケガの予防に良いっていうけれど、股割りは、嫌ですね。上から乗っかられて、無理やりだったんでケガしました。
学生時代の逸話を聞いていると、理不尽な景色が多いよなあ。
あと、柔らかいと逆に不利な場合もありますね。競技によっては。
体の使う部分によって、求められるものが変わってくるので。
例えば走り高跳びなんかも、足首が固い方がいいっていいますね。
そーいえば、今朝のラジオで流れてた。親権者による体罰禁止法っていうのが、来春から始まることについて、騒がれていると。
ただ、家庭ではない、学校の場合は「学校教育法」というのがあって、その中の「学校教育法第11条」で、肉体的苦痛が伴わないものであれば、生徒に体罰を与える権利も定めてあるんだって。
学校内での出来事、部活っていうのも、この中に入っているのかな?
これが相撲部屋なんかになると、さらに謎だよなあ。
大相撲はプロだから、家庭でも学校でもないか。職場?になるのか。
話に聞くだけで、日常的に親しみがないから異空間。
全部が全部そうじゃないにしろ、激しそうなイメージはあるね。でもまあ、どんな理屈があろうがやっていることは同じだよな。体に痛みが伴うなら。
体罰ってどう思う、大ちゃんは。
嫌なことさせられると、やっぱり嫌じゃないですか。
自分みたくスポーツ推薦で入ると、耐えるしかない。やめるっていう選択肢がないので。
また、その世界を我慢して卒業すると、下に伝える時、同じことが繰り返されていく。
恐怖の合宿とか嫌ですよ。楽しい合宿がいい。
楽しくやっても、十分、強くなれるっていうのに気がついたのが、大きな収穫だな。東大相撲部は週3回しか練習しないもん。
あーけど、自分みたく、こんな発言をしていると、それだけで確実に非難されますね。相撲やっている人たちからは。
逆に、それは勲章だと思って喜んでいいと思うな。その人たちとは同じ土俵にいないっていうことだから。
今はたまたま、そっちが多数で、大ちゃんがマイノリティなだけ。
世の中の流れ的には、業界独自のそういったグレーゾーンみたいな部分は、だんだん変わっていくのかもね。
10年もしたら、全然違うかもよ。
上半身ストレッチの重要性と、簡単なやり方。特に首周りの重要性を強調したい。
二浪丸、力ついてきたな。
ここの部分、この辺りなんですけれど、胸骨のところに、今ちょっとヒビが入っているかもしれないです。

亀裂骨折だ。痛い?練習の時、相手が頭でガーンとぶつかってきたのを受けて、そうなったの?
自然治癒を待ちます。
二頭筋、三頭筋、背中、腕、手の簡単なストレッチ。簡単なものでも、するとしないのではまったく違います。
首周りに関しては、相撲をするなら特に重点的に。ストレッチだけでなく、強化するトレーニングもして欲しいです。
あとは、バランスボールもいいですね。
ストレッチポールもいいです。
ストレッチは1回、専門のバレリーナに聞いた方がいいかな。
体は道具。体のケアについては意識改革が必要だ。
総合格闘技の控え室などで目にする光景からは、どんな気づきがあるんだろう。
練習前のストレッチもそうですけれど、日頃からの体づくりに必要な、栄養の取り方も。
国内だろうが海外だろうが、一流の選手たちは、体の手入れに関する意識がまるで違いますね。
ケガをしたら終わり。練習しないのと同じですから。
もし、相撲に取り入れてみたい部分があるとしたら。
力を出し切るための。
神戸で出会った面白いジム「一心館神戸(併設糸井はりきゅう院)」。
あっちではレスリング、こっちでは相撲と、同じマットの上で一緒に練習している。
いいなー。こういう関係。みんな一緒に作戦練って。
試合見ている方もうれしいもん。これで勝てたら。
取り組んできた競技(育ってきた文化)が違うと、その人にとっての当たり前が当たり前じゃなかったり。
そこに耳を傾けあえるっていうのは、国際交流みたいだな。
移民の混ざり合った国、カナダ(昔、しばらくいたことがある)は「サラダボウルの国」って言われていたな。
となると、一心館神戸は小さな地球。
思いもしなかった考えや習慣から、刺激しあえる部分ていうのが大いにあるんだろうね。
「強いからえらい」とかいうのはないな。
誰か良いの言っていたな。「強いの大歓迎。弱いのさらに大歓迎」って。
嫌だよなあ。そんな強さの比較が基準になってる世界にいるのは。まるで居たくないね。
あーアマチュアレスリング出身の糸井さんのジム、自由だなあー。
また行きたいんだけど。
自由なスポーツ相撲。
自分の場合はヴァンダレイ・シウバの入場曲。
あ、でも、相手がいるスポーツだと違うか。重量挙げみたく相手のいない場合に使いますね。自分との勝負の時に。
あーでも今だったら、応用して相撲でもいけるかも。
今からこれこれ、これをするから、そのために気持ちを盛り上げようっていう風に、意識して思ったことがないんだよなあ。
写真とか。音楽とか。何か試験を受ける時とか?
スポーツの試合でないにしろ、いつも何かが起こってから、勝手に高ぶっている、というか慌てているってことか。
おもしろい。なにか大ちゃんとおれの決定的な違いのようなもの、発見した。
スポーツが得意だっていう人にはね、言われなくても自然とその感覚が備わっているんだと思う。どこかに。
これからの東大相撲部に求めること。
大ちゃん自身も、どんどん変わっていくと思うけれど、現時点での流れは?
いいんじゃないですかね、今の流れでいけたら。
稽古中も、毎回ビデオを必ず撮っていて。終わったら、みんなで見ながら復習している。
そこから自分なりの課題をつくって、予習もしてくる。今度はこれを試してみようって。
PDCAサイクル(計画 PLAN 実行 DO 評価 CHECK 改善 ACTION)みたいな感じ。
とにかく自分たちで考えられるのがえらい。
ビッグ3(スクワット、ベンチプレス、デッドリフト)とかもやっているし。自主的にジムに通って。
得意なことは、やらなくてもできてしまうから、限られた時間は苦手な部分にあてて、弱点をなくしていくところも。
しかも研究熱心。なんかやっぱり頭脳派だなあ。
「週3回の稽古で勝てる」って言いたい。それがすごい。
体重も、増やせとか言いたくないな。「軽くても勝てるよ」って言いたいな。
ところでかんちゃんは大ちゃんに教わって、相撲やらないの?
それより今回はYouTubeにビデオをあげるのやってみたんだけれど、どうだった?
うー
うー
って。

花が咲いたら…?じゃんけんポン!