のんびりぶらぶら荷物も積んで。
とっても丈夫で実用的。
あーこの心地よさを誰かに伝えたい。
通勤に通学。買い物や旅行で。日頃、みなさんは、どんな場面で自転車に乗りますか。
私は、好きでしょっちゅう使っているのですが、このところ一緒に過ごしている愛車。
これが一風ある自転車でして、名前を「ブロンプトン」と言います。
生まれがロンドンなので、本名は「Brompton」ですね。
まず、結論を言っておくと、出会えてよかったです。
「まさに羊の皮を被ったロバ」。
この言葉が、これ程までしっくりとくる自転車は、そうそうないと思うのです。
モンゴル産のロバが、「世界1速い動物ランキング」に、堂々と入っているのを知ってしまったから、言ってみたかったんだ。
BROMPTON(ブロンプトン)の特徴を、7つ挙げてみます。

初めてブロンプトンにまたがったのは、2015年の春先でした。
「あ、これは…」
あれもしたい。これもしたい。新しいモノを手にするまでの、もちゃもちゃと考えている時間。
それがあるのも、自転車ライフの醍醐味のひとつなのですが、この時は、珍しくピンとくるものが。乗った瞬間、静かに感動したことをよく覚えています。
そう、当時の私はいつも思っていたのです。
「どんな自転車に乗ろうかなあ…」と。
もしも4年前の自分に出会えるなら、伝えてあげたいですね。
結果は大正解だよと。ブロンプトンには、いっぱい幸せが詰まっていることを。

色んな場面で活躍をしてくれているブロンプトンとは、今もなお、楽しい付き合いがつづいています。
前置きが長くなりましたが、新しい1台探しに、迷っている方がおられましたら、これから挙げていくブロンプトンならではの「7つの特徴」を、のぞいてみてください。
もしかすると、ブロンプトンには、あなたの望む用途にも、叶うところがあるかもしれません。
レッツ・エンジョイ、自転車のある暮らし。
更なる妄想を膨らませてもらえると仕合せです。
【特徴1】ブロンプトンは、簡単に折り畳めて小さくなります。輪行(持ち運び)や収納に便利です。
大体、小ぶりのスーツケースくらいでしょうか。ブロンプトンは、折り畳むと、とても小さくなるんです。
玄関わきの狭い一角でも大丈夫。幅・高さ・奥行きを測ってみると、およそ60㎝×60㎝×30㎝でした。
折り畳み自転車は初めてでしたが、容易に持ち運べるサイズになってしまうので、自然と遠くまで連れていくようになりました。
急遽、旅先で、手ぶらになる必要があった時、長細い大型のコインロッカーを駅で見つけて、助かったのを覚えています。
狭い部屋でもなんのその。2台停めても、1台分のスペースがあれば収まります。
これもコンパクトさ故の恩恵でしょう。
まだ陽が出ているし。今ならまだ間に合うよ。
東西南北。家の周りはどっちに向かって行っても、もー飽きたなあ。
実際に、電車やバスを使った「輪行」(折り畳んだブロンプトンを袋に包んで交通機関に持ち込みます)をしてみると、新しい世界が開けました。
よく走る、折り畳みの自転車を選ぶことは、私の様に予定を立てたり、同じ道を走るのが嫌いな性分の場合、あっていると思います。
思い立ったら行き当たりばったり。
別に遠くまで行かなくてもいいんです。
気分を変えたい時、ひょっとブロンプトンを肩に下げ、幾つか先の、今まで降りたことのなかった駅で降りてみる。

するとどうでしょう。
なにかもうあっさりと、2~3時間で、欲しかった、あのちょっとした冒険気分を、好きな時に味わえるように。
急な雨や、お腹の減りを感じても、再び畳んで近くの駅から帰路につくことができるので、「行きはよいよい、帰りはこわい」という言葉が、さっぱりと消えてしまいました。
折り畳みの自転車は、車との相性もいいですね。ポンと後ろに積んで置き、目的地に着いたらスタートする。

普段と同じように、そう、家の近所を走る感覚で。すぐに乗れるのがうれしいです。
ブロンプトンが来てくれたお陰で、人出の多い観光地でも、地元の方たちの生活路に紛れ込み、難なく知らない景色の中をぶらつくことができるようになりました。
それから、これはこれからやろうと思っているのですが、飛行機を使った輪行もできます。
住まいのあるトロントへ持ち帰ることを前提に、日本橋で購入されたというブロンプトン。エアカナダを使う場合の様子が、とてもわかりやすく解説してありました。
長距離もひとっ飛び。小さくなるブロンプトンの魅力を、引き出しきったような使い方。いいなあ。してみたいですね。
行きたいところある?
交通網がバスばっかりで、東京よりも人混みがすごいからダウンタウンを走るのは危なそう。
でもあの喧騒はなぜか好き。不思議と平気なんだよなあ。
郊外の方はのどかだったから、走るのにいいと思う。船にも乗せて、ローカルな島巡りをしてみたいな。
あとはカナダ。
カルガリーの空港からスタートして、ロッキー山脈を越えてバンクーバーまで。ブロならできる。きっと行ける。
沖縄も行ったことがないから、いいなあ。
何度か車で通った時の、記憶の景色にとても近いです。
あの広い空の下を、ブロンプトンでもう1度。カバンに荷物をつめこんで、野を越え山越え、えっちらおっちら。これは早くしなければ。
あなたの行きたい場所はどこでしょう。
輪行をしたことのない方は、お気に入りの1台に巡り合えたら、楽しいです、お試しあれ。
【特徴2】ブロンプトンは小さくてもよく走り、そして造りも頑丈です。

ブロンプトンについているタイヤは、普通の自転車よりも小さいのですが(16インチ/直径40cmのフライパンくらい)、こいでもこいでも進まない、なんてことはありません。
いいねえ。やげん掘の世界。ブロは「ダブルのかーらいところ」だ「かーらいところ」。
https://emikan.com/yagenbori-seven-spice-blend-sales-talk
そうなんです。
体感としては、むしろ逆だと思ってください。

どっかりと荷物を積んでさえいなければ、ツーっと鏡面をすべるように、気持ちよく進んでくれます。
あー自転車の乗り方を知っていてよかったなあ、と自然と頬がゆるむ瞬間です。
乗り味を左右する、フレームの素材には、鉄にクロモリ(クロームとモリブデン鋼)を混ぜたものが使われています。アルミやカーボン、チタンが主流の今、ブロンプトンは硬派です。
そのため、同サイズの自転車の中では、重たい部類に入るので、軽量化を求める方には向かない、いや、やりがいのある逸品なのかもしれません。

バランスが良いのか、本体を持った感覚は、大体5キロのダンベル2つ分くらいです。(公式サイトによると、変速機能や荷台のあるなしで重さが変わるとありました。M6Rという自分のタイプは12,2キロになっていました。)
重さと引き換えに、手に入るのは頑丈さ(剛性と耐久性)です。
この4年間、ずいぶん酷使をしてきたのですが、異物が刺さっておきたチューブのパンク以外、トラブルはありませんでした。
普段の手入れは、週に1度、タイヤに空気を入れるのと、至極まれに思い立ち、チェーンに油をさすくらいです。
取り外してすぐに使える、簡易な空気入れが、車体のこんなところについています。
空気がタイヤにちゃんと入っている状態は、よく転がるので、やっぱり乗っていて気持ちがいいです。パンクの予防にもなります。
最適な空気圧は、タイヤによって違ってくるので、メーターのついたポンプが1台あるとわかりやすくていいです。
ギトギトになったチェーン周りの掃除は、ケミカルパワーに頼るのが吉です。
歯磨きをするみたいに、ブラシでこすりながら仕上げていけば「あれ?こんなにきれいだったっけか?」の輝きと、なめらかな回転が復活します。
あーこれで「ノーパンクのタイヤ」でもついた日には、どこまでも行けてしまいそうな…。
この壊れる気配のない安心感。ブロンプトンは、震災時などにも活躍をすると思います。
ただ、鉄なので錆びないよう、雨に当たったり海に行った後には、汚れを落として水分を拭きとるようにしています。

整備の知識も、工具も持たない自分にとって、「丈夫なことは、とにかく大事でありがたいことだな」と、これを書きながら改めて思いました。
もしね、なんでも手に入るとしたら、他にも自転車、欲しいなって思う?
したいことが全部できるから。ブロがいい。
もし消えちゃっても、また同じのを手に入れるなあ。
スポーツタイプのスピードを、望んではいないけれど、たまにはバーッとこぎたい時もある。
実用車の代表格、ママチャリも便利だけれど、長い距離を走って疲れるのは勘弁してほしい。
ランドナー(ツーリングに特化した造りのフルサイズバイク)もかっこいいけれど、もっと普段使いができたらいいな。その延長上で、気軽に輪行もしたい。
質実剛健でありながら、デザイン性も高いものがいい。
こうしたバラついた要望を、文句を言わずにさらりとまとめ、高次元で解消してくれるところが(やっぱりロバだね、ブロンプトンと)、気に入っているのです。
【特徴3】独創的で完成されたデザイン。機能美を感じるブロンプトン。

007シリーズのボンドカー。小道具の腕時計に、メガネやペン。英国人の好むものには、なにからしらどこかにギミック(あっと驚くからくり)が入っているような。
普通のようでいてどこかが違う。
ご多分にもれず、ロンドンっ子のブロンプトンも、駐車中、「お座り」をします。
後ろの荷台に荷物を積んでいない時は、この姿勢で静かにたたずみ、出発の時を待っています。
一貫して自社工場のみで製造されている、ブロンプトンは、80年代に生産が始まった頃から、ほとんどデザインが変わっていません。
1995年には「英国女王賞」を輸出功労部門で受賞。今ではヨーロッパにとどまらず、アジアでも人気を得ることに。どこか海外へ連れだったとき、ブロンプトンから始まるコミュニケーションがあるというのも面白いかもしれません。
「今年のは、どんな色があるのかなあ」
新作が登場をしても、色が変わっていっているくらいにしか、素人目には映らず、「自転車の折り畳み機能を突き詰めたらこうなった」という印象を受けます。
部屋の中に停めてあるので、乗っても乗らなくても、毎日視界に触れるこの姿。
個性のある形なのに、気にならないのが不思議ですが、きっとそこには、工業製品としての完成された造形美が宿っているのでしょう。
んーそれにしても気にならないってすごいことだと思うんだよな。完成度の高さみたいなもの。
そういうのが乗り心地にも現れているよなあ。
小さく折りたためる車体ながら、ブロンプトンの前輪の中心から、後輪の中心までの長さ(ホイールベース)は、104センチ代と長く、マウンテンバイクと同じくらいとってあるので、乗車姿勢に窮屈さは感じません。
街中からロングライドまで、アップライトな姿勢で、リラックスして乗れます。
重厚だけれど、その容姿に武骨さはなく、どかかノスタルジックなかわいらしさがあって、ブロンプトンは女性にもおすすめです。
なんだろう。例えるならイメージソングとしてはこれかな。途中の「ティ~ン」て鳴って1拍止まるのに合わせて、ベルを鳴らせば”ブロンプトンが通る“。
適応身長の幅が広い自転車なので、人それぞれ、ピタッとくる適切なサドルの高さが見つかると、快適なポジションが生まれます。
(例:えみさんは158センチ)
シートピラー(シートポスト)の高さは、レバーを解除するだけで簡単に変えられます。
通常のシートピラー(シートポスト)では、長さが足りない高身長の人には、6センチ長い「ロングシートピラー(シートポスト)」が用意されています。
それでも足りない足長の人には、17.5センチ、サドルの位置を高くできる「テレスコピックシートピラー(シートポスト)」なるものもあります。
はて?一体何センチの人まで乗れるんだろう。
設計上は、体重110キロまで乗れるようになっているってあったよ。
https://emikan.com/dialect-funny-quiz-japan-touhoku-iwate
遠目にブロが通ったのを見たって、「あっ、ブロだ」って、シルエットですぐわかっちゃうもん。
うん。勝手に目が追っていた。そのブロはバッグも全部白で、真っ白だった。
バッグだってコーディネートできちゃう。
ブレーキじゃなくて、なんだっけ?あのスピード調整するところ。
あれは例えると何になるの?
https://emikan.com/sixth-sense-cat-tail
ブロンプトンは、デザインやイノベーションには持続性があるべきだと考えています。 自転車はディスプレイとしてではなく、日々の使用に耐えることを想定し、 実用的で信頼のおけるものとして製造するべきであると考えています。ブロンプトンでは、じっくりと時間をかけ、必要な部分に改良を加えることで、自転車そのもののデザインや品質を高めてきました。
(引用:ミズタニ自転車株式会社「ブロンプトンの歴史」より)
基本がマイナーチェンジの積み重ねで、ブラッシュアップされていくところ。
パッと見て、すぐになんだかわかる、唯一無二なところも。
熟成された域にある、芸術品同士だからでしょうか。
そう、時がたっても色あせないこの輝き。
思うに、ブロンプトンとエアストリームは、大変よく似合うのです。

すごいなあ。やっぱり気にならない。
【特徴4】ブロンプトンは荷物をたくさん運べます。

いいねえ。今日も間に合った。
これ、入っているモノを並べて撮ったらいいのに。


でも今はだめ。泊りの準備している時にそんな余裕はない。
重くなるの歓迎。必要なモノを、残さずに持って動けること。そっちの方が、遥かにうれしくなっている。
荷物運びもなんのその。週に2日は、ブロンプトンに目いっぱい、身の回りの生活用品を積み込んで、いつもの約束の地へと向かう。
そんなサイクルが出来上がっているのですが、これまで積み切れずに困ったことがないのです。
この日のバッグ内を、着いてから洗い出してみると、食べ物、飲み物、着替え、洗面用具、本、筋トレ道具(腹筋用のコロコロとチューブ、プロテイン、サプリメント類)、1週間分の洗濯物(シーツ、枕カバー、バスタオル、ハンドタオル、シャツ、ズボンなど、要は洗濯機を持っていないので、家で手洗いする下着以外のもの全部)が出てきました。
きっと前後を合わせると、20キロくらいだと思います。
旅先で食料、飲料の買い出しを済ませた後などは、パンパンを通り越して飛び出していることがあります。
でも大丈夫。がっちりと、バッグは直接フレーム部分に固定されるので、走行中、重さにハンドルをとられることがありません。
フロント部分についている、台形型のブロック(ブロンプトンキャリアブロック)が肝で、ふんばってくれるんです。
外すときもワンタッチ。キャリアブロックの下側についているレバーを引きながら、バッグを引き上げると
重くなればなるほど、背負うより、荷物は自転車に運んでもらった方が楽です。
前にもバッグ、後ろにもバッグ。
それでも足りない場合には、トレーラーを取り付けて、引っ張ってしまう手もあります。
ああ、こんなものを付けた日にはどうしよう。
数日ではなく、数ヵ月、いや、年単位の旅へ。
残念ながら、まだ前後のバッグで間に合ってしまっているのですが、そんな機会に出くわす想像にも、わくわくします。

【特徴5】バッグの着せ替えで、ブロンプトンはガラッと表情が変わります。
ラゲッジシステムの魅力
他にもこういうのってあるんだろうか。
自転車の前についているのはカゴ。色は銀で、倒したりするとすぐに曲がってしまうから、ひしゃげた部分を手で直し直し使っていく。
んー…まあ、カゴなんだから。なにか入れられる場所があればいいか。便利な乗り物なんだけれどなあ。
乗る時の持ち物は最小限に。なにかを運ぶことには向いていないイメージが強かったのですが、ブロンプトンに出会ってからは、バッグを色々取りかえられるので、自転車と荷物に対する認識が変わりました。
車体が長く使えるものだからでしょうか。バッグは新作もよく登場するので、メーカーもこの着せ替えに力を入れている気がします。
バッグを換えると気分も変わる。
カジュアルからフォーマルまで。サイズも色々。
純正品(ブロンプトン専用に作られたバッグ)だけでも、ざっと見て、
「クラシックなショルダーバッグ」、「小さなポーチ」、「大きなツーリングバッグ」、「コットンやレザーのトートバッグ」、「通勤や週末旅行など多用途に使えるタフなバッグ」、「買い物に使いやすいバスケットタイプのバッグ」、「街中になじみやすいタウンバッグ」、「メッセンジャータイプのバッグ」、「伝統的に狩猟で使われていたものをモチーフにしたゲームバッグ」、「カメラ等を運ぶのに最適な完全防水バッグ」、「インナーパッドの付いたバッグ」、「英国チャップマン社や、ケンブリッジサッチェルと共同制作したバッグ」
等などが。
普段着と同じで、気分や用途によって使い分けができます。
また、これらのバッグの中には、フラップ(バッグの口の蓋)の付け替えを楽しめるタイプもあります。
イギリスに行ったら、もっとたくさん色んなのがあるのかな?
日頃、使っているお気に入りのバッグを、とりつけてみるのも面白いもの。
私が使っているのはこの5つです。
ブロンプトンTバッグ(Brompton T-BAG)
コーデュラナイロンをつかった丈夫なツーリングバッグです。積載容量31リットル。
外側をぐるっと囲むようにあるネットの部分は、ちょくちょく使うものを入れておくのに便利です。ここにも結構入ります。
足したり引いたり、なんでも放り込めて使いやすい。
入れた後は、くるくるっと巻いて留めとけば落ちないし。
このバッグには、なにか名前はないの、かんちゃん?
ないと困るブロバッグ。
ブロンプトンて、バッグが付いて完成する感じがするから。普段使いができて実用的なのも、それがあるから。
ないと困るブロバッグ。
手を伸ばしやすい右側のところに、水筒入れがついているのも気に入っています。
雨が降ってきた時のために、レインカバーが付属しています。
ゴム口になっているので、取り付けは、スポッとかぶせて包んでしまうだけ。
シンプルな作りですが、本降りの中を走り続けていても、着替えの服やら本が、濡れたり湿ったりしたことはありません。あまりにひどい嵐が来たら、雨宿りでしのぎます。
雨の日は、サドルにもカバーを。これはサドルにセットでついてきました。
ブロンプトンラックサック(Brompton Rack Sack for rear carrier)
後ろの荷台へと、簡単に取り付けられるバッグです。
積載容量は16リットル。幅20センチ×高さ25センチ×奥行40センチ。
先ほどの「ブロンプトンT-BAG」だけでは、足りない時に使っています。
ずれたり飛び跳ねたりしないよう、荷台への固定は3点でします。
【ラックサックの取り付け手順】
まずは、サスペンションのところにあるレバーを引いて、
メインフレームとリアフレーム(後輪側の3角形部分)の間に、すき間をつくります。
お次はシートポストのところです。ここにはマジックテープを、ビリビリっと巻きつけます。
あとは後ろ側を。ストラップを荷台の左右に1回づつ絡めておいてから、留め具を合わせます。
バッグは前後につけていると、郵便バイクみたいに思えてくることも。統一感があっていいです。
ブロンプトン用フロント・トートバッグ「itsumo Mini Bero」
セミオーダーであつらえてみました。
バッグ底部横幅33センチ×高さ30センチ×マチ幅14センチ。丈夫な帆布となめし牛皮でできています。
「和田サイクル・オリジナルフロントキャリア」にぴったり合うサイズです。
財布と本と水筒を。町に行く時のカバンにもなって、ひとつあると重宝します。
ブルックス(Brooks)サドルバッグ(Isle of Weight Saddle Bag Lサイズ)
サドルの下につける、コロンとした小さなバッグです。
横幅11センチ×高さ12センチ×奥行20センチで、容量は1.8リットル。
ここには、いつ何時、必要になるかわからないワイヤーキーと輪行袋が入れてあります。
夏の買い物用クーラーバッグ(自作)
スーパーで氷をもらったら、この中にバサっと。
夏場の買い物で重宝するのが、このクーラーバッグです。(スノーピーク(SNOW PEAK)フロストパックソフトクーラー11)
出会った瞬間、ストラップの色がブロンプトンと同じだったので、目に留まりました。
車体への取り付けには、フロントキャリアの取っ手部分に差し込んで安定するよう、縦に輪っかを3つ足しました。
縫いつけると、穴が開いて冷気が逃げるので、輪っかはゴム用の強力セメダインで貼ってあります。
容量は11.4リットル。ソフトクーラーでありながら、ハードクーラー並みの保冷力があるので、ずいぶんと助かっています。
【特徴6】カスタムパーツが豊富です。愛着のある自分だけのブロンプトンを作ることができます。
当時は、もらいものの折り畳み自転車に乗っていて、それまでは自転車は乗れればいいっていう感覚だったんだけれど、和田サイクルでブロンプトンに試乗した時、「あーこれだ」って。
風を切って走った時の、心地いいギアチェンジの感じとか。その日、スカートで行ったんだけれど、脚を大きく上げなくてもいい感じとか。
これ、男性にはわかんないと思うんだけれど、またぐところのバーの高さっていうのかな。
またいだ時に引っかかる感じがなくって、とっても快適だった。
カラーバリエーションが多くて、発色がいいよねブロは。
かんちゃんに色んな服を着た時に白だと合わせやすいと言われて、白に決めたの。そもそもブロンプトンはかんちゃんが乗っているのを見てたからね。
3年、15年の冬だったから4年目かな。飽きのこない白で正解。
どんなブロンプトンにしようかな。
ハンドルの形状、ギアの枚数、フレームカラー、チェーンリングのサイズ、シートポストの長さ、タイヤのタイプ、キャリア(荷台)の有無。サドルやライト、バッグなどのアクセサリー類。
ずらっと並んだブロンプトンを、初めてお店で眺めた時、選択肢の多さに戸惑いました。
フレームカラーには、敢えて色を塗らずに仕上げることで、金属の素材感や溶接の美しさを味わえる「RAW(ロー)カラー」のものや、好きな色を組み合わせた「ツートンカラー」のものもあり、希少性やオリジナリティの出しやすさから、人気があるようです。
先ほど、試しに触ってみると、選んだものがどんどん反映されていき、その姿を確認できるので、雰囲気がつかめて面白かったです。
B-spokeによる注文は、すべてのブロンプトン取扱い店からできるわけではなく、認定された店舗からだけになります。納期は2カ月半後~。
じっくりと考えて、他にはないブロンプトンを作りたいという方には、向いているかもしれません。
店員さんに聞いたところ、この色は「クラレット(涙で薄めたワイン色)」と言うそうです。
ブロンプトンに、取り付けてみたカスタムパーツ。
この辺は好みの話だなあ。
BROOKS(ブルックス)レザーサドルSWIFT CHROME(スウィフトクロム)
サドルです。
財布は皮が良いみたいなものでしょうか。体が振れる部分を、皮製品にしてみました。純正のサドルに比べると固くなるので、どっかり座りたい人には向いていないかもしれません。
自分のお尻の形にあったへこみが付くと、その固さは気にならなくなりました。色味も濃くなり味が出てきました。
溝のあるハート形。純正のサドルも気持ちいいです。
六角レンチがあれば自分でも付け替えられるので、気分転換がいつでもできます。
BROOKS(ブルックス)SLENDER LETHER GRIP(スレンダーレザーグリップ)
ハンドルグリップです。
ここ2年ほど握っていますが、剥がれず、ベトつかずにもっています。もたつかない細めの造りがしっくりときて、気に入っています。
ADEPT ARCLOCK FOR HANDLEBAR(アークロック ハンドルバー用)
時計です。
普段、腕時計をしないので、「うわー、あと何分だ?間に合うかー」という場面で、いい働きをしてくれています。
ちらっと視線を落とすだけ。ここについていると見やすいです。
電池(コイン型リチウム電池SR626)は交換をしてませんが、2年くらい動いています。普通の雨なら平気な、防滴構造になっています。
BUSLCH&MULLER(ブッシュ&ミューラー)CYCLESTAR(サイクルスター)901/3サイクルミラー
バックミラーです。
「今、なにか来ているのか、いないのか」後方からやってくる車の視認だけでなく、「あれ?さっきの信号で、もしかして…」一緒に走っている者が、離れ気味になっている場合にも。
ちょっとでも後ろを確認できると、助かることがよくあります。
取り付け位置や、角度を色々変えられるので、出発前に調整を。うっすらと球面カーブがついているので、映りは道路のカーブミラーみたいです。
Bullet Lighting White LED for Brompton Set
フロントライトです。
Highだと3時間、Lowで6時間、Flashは50時間。3つのモードは、ライトのガラス部分を押すことで、切り替わります。
明るさは40ルーメンと、少々弱めかもしれませんが、普段使いには問題なし。警察に呼び止められたことはありません。
ブロンプトンのフロントブレーキに取り付けるための、マウントが一緒についてきます。
電池いらずで、弱ってきたなと感じたら、USB経由で充電をします。生活防水になっています。
和田サイクルオリジナルフロントキャリア BM-10F
畳んだブロンプトンを、転がしながら引っ張る時、ちょうどいい高さの取っ手になります。
「嗚呼…見てください、ここのところを。このカーブが美しんですよね。」(えみさんの白ブロ購入先、和田サイクルスタッフ:談)
この形を上手く活かして、純正品以外のバッグの取り付けを、楽しんだりもできます。
車体への取り付けは、かちゃっとフロントキャリアブロックに差し込むだけです。
外す時には、キャアブロックのレバーを引きながら、上方に持ち上げればスーっと抜き取れます。
これでバッグ固定用の金具かなにか付いていたら最高なんだけどなあ。
「トランクと小荷物を留めるバンド」を使ったり、「カラビナ」使ったり、「100均のゴムバンド」で代用したり、色々まだ模索中。
ぴったりの1個が見つかるまで。
ブロンプトン用リアキャリア NITTO BM-4R
素材が鉄なので頑丈です。ブロンプトンには、リアキャリアが最初から付いているモデルもあります。
ブロンプトン EAZY WHEEL(イージーホイール)6mm ペア
荷台のところについている、この小さなタイヤは、イージーホイール(コロコロ)と呼ばれるものです。
飾りではなく、折り畳んだブロンプトンを、スーツケースの様にゴロゴロ転がして運ぶためにあります。
耐久性の高いシールドベアリング構造になっていて、転がり良好。最初からついていたものより、サイズも大きくなっています。
ただ、転がり過ぎるのも曲者で、「ちょっと傾斜していたのか、勝手に転がっていってしまった」などの予期せぬ事態を防ぐために、シートエンドピラーキャップが付いてきます。
シートポストの底に取り付けておくゴムで、この部分が折り畳んだ時に地面に接触をして、ブレーキの役目をします。
購入時、イージーホイールは、2個、または4個のセットから選ぶようになっていました。荷台のついているブロンプトンで、リアフレーム側に付いているキャスターも一緒に変える場合は、4個必要です。
こちらは、えみさんのコロコロ。大きさ、色、厚み。各社から様々なタイプのイージーホイールが出ています。
Multi-S KICK STAND for BROMPTON
ブロンプトン専用のキックスタンドです。後ろの荷台にも荷物を積んでいることが多く、お座りの姿勢がとれない(自立した駐車ができない)ので使っています。
また、普通の姿(走っている時と同じ状態のブロンプトン)を写真に収めたいのに、立てかけておける適当な場所が見当たらない。そんな時もさっと下ろして使います。
折り畳んだ時の干渉もなく、専用なだけあって、最初から付いていたような感じです。
Off Yer Bike レザー
加茂屋(カモヤ)BROMPTON Jenny sus(ジェニーサス)
がたがた道での振動を、和らげてくれるサスペンションです。乗り味の好みにあわせて、ソフトとハードが選べます。
体重70キロくらいの方は、ハードを選ぶと乗り心地がしっくりくるとのこと。
ブロンプトンのブルホーンハンドル化
1度使ってみたかった、前に突き出した形のハンドル(ブルホーン:牛の角)を、納車時につけてもらっていました。
折り畳んだり展開したする際に、ひと手間かかる(六角レンチを使って、緩めたり締めたりする作業が必要になる)のですが、前傾姿勢を取りやすく、ブロンプトンの前に乗っていた、クロスバイクのような感覚でサーっと流せます。
ハンドルを、縦にも握れるのが新鮮で、手首が楽に。これはこれで快適でした。(※満足をしたので、現在は、純正のMタイプハンドルに戻してあります。)
(写真は、購入をした「LORO(ローロ)サイクル馬車道」の店頭で撮ってもらったもの)
なんかあの頃は、毎晩ホイールを眺めたり、あーだ、こーだと、今とは逆に軽くすることばっかりを考えていたんだよな。うん、それが楽しかった。
自転車って本当、1台ずつ特徴があって。ちょっと部品を換えてみると、別のものみたく違ってくる感覚が面白くって。
カメは今どうしているの?
大ちゃんここに住んでいるの?
https://emikan.com/stay-in-a-vehicle-elegance-minimalist-nissan-caravan
あーどこかこの辺に、30分くらいでバーッと行って帰ってこられる走りやすい道、ないですかね?
自転車は筋トレにもなっていいですよー。
いつだったら教えてもらえるのかな?
https://emikan.com/tokyo-university-sumou-training
場所は駒場キャンパスです。
相撲も楽しいですよ。ぜひ来てみてください。少年少女向けの東大相撲クラブができたら理想だなあー。
https://emikan.com/bench-press-160kg-squat-world-champion
自分の好きに忠実に、向き合える生き方はいいな。
【特徴7】おまけです。ブロンプトンに乗っていると、話しかけられることが(人によって)増えます。

「すごいの持ってるねー」って。「へーこんなのもっているんだ、すごいなー」って。
で、決め台詞があって、「電車でも飛行機でも乗せられるんですよ。全国どこへでもいけますよ」って。
そしたら「おー」ってなるの。そんなことかんちゃん、言ったことないでしょ?
「これ車いす?」って。聞かれるの。
「いえいえ自転車です」って。
あと、病院の診察室まで連れてったことがあるの。ははは。
診察室の中まで連れて、こう、ゴロゴロゴロゴロって。そうしたら担当医の先生が目を丸くしていた。「はいどうぞどうぞ。すごいですね」って。
https://emikan.com/surgery-lowjawglands-tumor-hospitalization-records
こう、後ろから来て、「こんにちは」って、あいさつされるの。同じブロンプトン同士の人にあいさつされるっていう、そういうの。
もう一個あった。下校途中の小学生男子が、組み立ててるのをじーっと見てて、こう、「すげえー」って。ははは。
そう、輪行が自転車を運んでいるというよりも、ペットを連れているような気持ちになるの。
おちゃんこするしね。そう、ちゃんとね。
おちゃんこ、わからないから、カッコして(お座り)ってことね。
そういう時かんちゃん渋い顔してるから。話しかけられないの。ふふふ。
慣れたら早いBROMPTON(ブロンプトン)の「折りたたみ方」と、乗り始めの頃の「失敗談」。

ブロンプトンは、お店での対面販売が基本になっている自転車で、折りたたみ方は購入時に教わりました。
ちゃんと聞いていたつもりでも、家に戻ってひとりではじめてやってみた時は、こんがらがって「なんだこれは?」となりました。
4年の歳月は偉大なもので、さすがに今では「こんなものか」になっていますが、はい、これはもう、慣れるのみです。
勝って兜の緒を締める。
「ここはこうしたらこうなるよ」ちょろちょろと失敗をしていた、当時の自分に伝えるつもりで、ここでは写真を撮って、ポイントを確認しながら、折り畳んでみます。
下準備
はじめに、バッグが付いていたら外した状態にしておきます。(サドルバッグはつけたままでも折り畳めるので、このままで。)
【ステップ1】リアフレームを折りたたんで、ブロンプトンをお座り(自立した停車状態に)させる。
まずはここから。
メインフレームとリアフレーム(後輪側の3角部分)の境に、レバーがあるので、
このレバーを、メインフレームに手をかけた状態で、引いてやります。
レバーを引いたまま、車体を軽く上の方に持ち上げてやると、リアフレーム(後輪側の3角部分)が分かれ始めます。
さらに持ち上げると、すき間がどんどん広がっていき…
(別角度から)
この辺りからは、転がりながら後輪とリアフレームが、自然と前の方に寄ってくるので…
寄ってきて、寄ってきて。もう一息、寄ってきて…
ドドドン。荷台が地面をとらえたら、巻き込み完了。
はさみこんでで割れなかった?
みなかみ町(群馬県)にカヌー乗りに行った時、最初ね、割れてるのに気づいて。
お店がなんにもなくて、唯一あったお店のシール、ヤマザキのシール、赤と白の。あれで補強したの。
あと、ばんそうこう貼ってた時もあったね、ははは。テープだとはがれちゃうから。
最終的には、折れちゃって今みたくなっちゃった。
【ステップ2】メインフレームを折りたたんで、でんでんむしをつくる。
つづいて、メインフレームを折り畳んでいきます。
メインフレーム部分にあるバネクランプを、5、6回くるくると回してやると(反時計回り)、ヒンジが緩んで開いてきます。
開いたところでフレームを折り始めると、ここでちょっと、前輪やらハンドルやらフロントフォークに、ぐにゃぐにゃっとした変わった動きが起こるのですが、ポイントは慌てずに「ハンドルを前向きのままキープしておくこと」。
このネジ(クランプ)が緩んでいて。またがってすぐ、「うわー」ってなったこと。1つは大したことなかったんだけれど。
イケアの前でね、たたんだブロンプトンを組み立てて、さあ乗ろうとしたら、ガチャっとハンドルはずれちゃって。
乗った途端にはずれちゃって、こけて足、怪我しちゃったの。注意が足りないのね。
乗る時は、点検を怠らない。きちんと締めておこうね、ネジ(クランプ)は。
走っている時じゃなくてよかったよ。
クランプは走り始める前、念のため、自然と手を伸ばして締め直すのを癖にする。それくらいがいいかも。
【ステップ3】ブロンプトンのハンドルポストを折りたたむ。または、サドルを先に下げて耕運機をつくる。
ハンドルポストの根元付近にあるクランプを緩めたら、斜め下に向けて倒していき
ポストについている突起を、フロントフォークについている受け皿に
ドッキングして。こう。(写真撮り用に手を添えながらおこなっていますが、クランプを緩めるだけで、手を離せば、あとは重力で勝手に向かっていってはまってくれます。)
前の荷台とハンドルのところに、バッグ(キャリアブロックを使わないもの)を引っ掛けていて、そうだ、旅行行っていたんだその時。
坂道を下っていたら、バウンドしたんだ。バウンドした瞬間に、その荷台の荷物が落っこちそうになっちゃって、それを片手で拾おうとして、バランスを崩して。
で、そのまんまま、道路に手をついて、手血だらけになっていたの。かんちゃんにも怒られて、泣きっ面にハチ。
荷物はしっかり固定しておこうね。
家出した時に、その時も自分の自転車だったんだけれど、家出した高揚感で調子に乗って来て、「右手と左手を交差してハンドルを握ったらどうなるかな」って。
さっそくやってみたらハンドルがね、自分の思わない方向にきゅっと回ってね、そこでもこけたの。
膝を怪我して、そこで家出は終わり。
自転車は正しく乗ろうね。
【ステップ4】サドルを下ろして、ブロンプトンを小さく四角くする。
残るはサドルを下げるだけです。
シートピラー(シートポスト)のレバーを解除してあげると、サドルは勝手に落ちてきます。
【ステップ5】びしっと完成。ペダルを折りたたんで痛みをなくす。
最後はペダルです。
左ペダルは、この飛び出したままだと、運ぶときに太ももに当たって痛いので(これもしょっちゅうしていたなあ…)
右ペダルは、タイヤにひっつくところまで回しておくと、おさまりが良く、後輪のストッパー役にもなります。
こうなってしまえば、これでもう、たとえ振り回してもばらけません。
輪行編
交通機関に乗せる時は、「輪行袋」をサドルバッグから取り出して
こうして見ると長いけれど、実際にはそんなに手はかかりません。
こう、カシャカシャカシャカシャカシャカシャって。
孤独な闘いしてるんだよ、ひとりで。競争しているの。
そうしていると、話かけられたりするんだよ。ふふふ。
ファイバーの入ったみたいな、丈夫で半透明なの。2枚重ねてパックして使っていたなあ。
輪行するときの、肩掛けになりそうな持ち手もちゃんとついているし。
65センチ×22センチ×65センチ。うん。折りたたんだブロンプトンが入るサイズ感だ。
ただ、この袋、ディムパは使っていると、2年くらいかな、ゴワゴワになっちゃうから、畳んでもちいさくならないの。
今はプレゼントしてもらったブロンプトン専用の輪行袋を使ってる。サドルの後ろに装着できて、必要な時にさっと。出し入れが便利。
畳むのも早いし、とっても使いやすいね。
面白いんだよ小林製薬の商品名。「アンメルツヨコヨコ」とか、「のどぬ~る」とか「熱さまシート」とか、「ブルーレットおくだけ」とか「サカムケア」とか…
「ころが~る」ってのもあるけれど。袋にキャスターが付いている。
もういいや。次。
BROMPTON(ブロンプトン)の試乗ができる専門店の見つけ方と、購入後の修理や整備について

【認定店舗は4種類】「ブロンプトンジャンクション」「プレミアムストア」「レコメンデッドストア」「オーソライズドストア」があります。
「ミズタニ自転車株式会社」が、運営をしているブロンプトンのベージ内「SHOP(ショップ)」のところに、北は北海道(札幌市)から、南は九州(熊本市)まで、ブロンプトンの展示・販売をしている全国のお店の案内が、網羅されていました。
一覧から、各店舗名(並びにホームページへのリンク)、住所、電話番号、営業時間、定休日、試乗車の種類と台数、B-spoke(ビースポーク)での注文を受けられる店であるかどうか、が確認できます。
取扱い店には、ディーラー認定制度が設けられていて、「ブロンプトンの展示台数」、「バッグなどアクセサリー類の保有数」、「スタッフの知識」、「メンテナンスの技術」など店舗の充実度によって、「ブロンプトンジャンクション」「プレミアムストア」「レコメンデッドストア」「オーソライズドストア」と、呼び名が4つに分けられています。
「B-spoke(ブロンプトンをセミオーダーで注文できるシステム)」を扱えるのは、ブロンプトンジャンクションとプレミアムストアだけです。
こうした認定を得るには、技術講習を受ける必要があるので、お店の方たちも、日々の腕磨きに余念がありません。
講師は、イギリスから来日する技術主任の方が担当を。品質への誇りと自信。かかわる人たちの姿に、プロフェッショナルを感じます。
良い道具を、良い状態で使いたい。真似をしてみたくなるブロンプトンの「後輪パンク」修理術。
独特な構造のブロンプトンは、パンクの修理、ひとつをとっても知識や技術のいる乗り物です。
専門店まで、足を運べる方であれば、定期的にパンク修理の講習が開かれています。(やってみると意外と簡単だったりするのかもしれません)
好きこそものの上手なれ。修理にメンテナンスにカスタマイズ。趣味として自転車いじりを楽しめる方も、そうでない方も。
自転車との付き合い、愛車の楽しみ方は色々です。
必要な工具類を自分で持っていない場合には「修理や調整はお店に任せる」と割り切って「乗ること自体を楽しむ」自転車ライフを送るのも、ひとつの選択です。
どんな形であっても、自分自身が楽しめることを大切にしつつ、なるべくなら家から近いお店で手にすることができると、後々、良いかと思います。
あのね、焼き鳥屋で友達と飲もうとしていたら、かんちゃんから電話かかってきて、もう外かなりうす暗くなっているんだけれど、「コンビニのトイレに入るのに、自転車のカギがない」って言っていた、かんちゃん。
「横浜から今から帰る」って言っていた。自転車でここまで何キロあると思っているんだろうって。ははは。
そんな遠く行かないと買えない自転車なのかと思った、その時は。その時なんで横浜で買ったの?和田サイクルもあったのに。
ローロ(LORO HPV Group)の馬車道店。ホームページを辿ると、前にもいくつかしたことがあるって、カスタムの実例が出ていたから。
「きっと迷う」と伝えたら、帰りの地図を描いてくれたり、お店はすごく丁寧で親切だったんだけど、でも結局、それから1回も行ってないんだよな。遠いから。
1回、パンクした時に、ロードレーサーとかが寄る自転車屋に直してもらったら、ギアの切り替えがおかしくなったの。わたし、色んなところけっこう持って行っている。
電車とか乗り継いで。御花畑駅にあるお店とか、京成線ね。と、いうこともあったんだけれど、遠くに出すと、取りに行くのもね、時間かかるしね。
すぐ使えないっていうことね、デメリットは。
あれは助かったなあ。
遠いから、近所にある老舗のお店。
ササジマのおじちゃんのところに持って行ってみようって思って、試しに持って行ったら、おじちゃん、うれしそうに引き受けてくれたんだよ。笑顔で。
「部品は取り寄せになっちゃうけれど、やっとくよー」って。
そしたらすぐに直った。
パーツがきてから、2時間で直っちゃうの、おじちゃん。直しちゃった。この時もパンクだったね、そうだった。
ごろっと釘ふんじゃったんだよね、この時。新青梅街道を走っていて。
ブロンプトンの取り扱い専門店でないけれど、おじちゃんは「神の手」だからね。

たまたまラッキーだったけど、家や職場の近くが、購入先にはいいね。店舗よくチェックしておいて。
BROMPTON(ブロンプトン)の長所・短所まとめ
極力、公平を期した上で、さらっと。
はじめる前からわかる。このお題は進めると、独断と良い了見のオンパレードになりそうだ。
「長所は短所。短所は長所」の視点にのっとって、さらっと。
浮かぶもの、浮かぶもの…なんだろう。
丈夫で長持ちをする(と言われるが、武骨さはなく、飽きがこない。)
普段使いができる(と言われるが、普段ではない、非常事態でも活躍しそう。)
デザイン性が高い(と言われるが、悪目立ちをせず気にならない。ハンドメイドの温かみがある。)
乗り心地が楽でよい(と言われるが、気張ることなく、街中からロングライドまでをまかなえる走行性をもつ。)
簡単に小さくなる(と言われるが、簡単に元にも戻って大きくなる。)
重たい(と言われるが、筋トレになってちょうど良い。)
値段が高い(と言われるが、十分に見合った、いや、それ以上の価値を感じる。)
室内に保管スペースが必要(と言われるが、そばにいて欲しい。)
パンクをすると不便(と言われるが、した時のために、自分なりの策を用意しておけばいい。)
どうみても「あばたもえくぼ」な結論だ。
えみさん、なにか浮かぶかな。ブロンプトンの長所と短所。
それはね、持っているだけでうれしくなる、気持ちいいっていうことかな。
駅の改札からホームへの昇り降りとか。エレベーターなかったら大変だもん。
あーでも筋トレだと思えばいいのか。そうね。許せてしまうのよね。それもブロらしさだね。
うん。やっぱり出会えてよかったなあ、ブロンプトン。
歩きは好きじゃないけれど、スピードが出すぎるのも苦手。そんなわがままな私を乗せて、まだまだ一緒に。
この先、50、60、70代になっても、元気な内は使い続けたいね。
色んなところへと連れて行っておくれ。
ブロよ、これからもよろしくね。
追記 BROMPTON(ブロンプトン)のバッグに、雨具を常備するなら、PATAGONIA(パタゴニア)のジャケットがおすすめです。
普段使いができて、自転車でも使える快適なレインウェアを探し求めて

反射板とかついていたけれど、重いの。
あとはモンベルの上下は、まりこからのおさがりで、けっこう前のもの。
https://emikan.com/legend-funny-mother-mariko
もらったのは、オレンジ色ので防水にはなっているけれど、ものすごく暑いの。夏は特に。
これなら半袖になって濡れてもいいかって感じ。
これはね、サイズ感はいいんだけれどね、防水が弱いのかな?ウインドブレーカーみたいな感じ。
1着、パタゴニアのジャケットだけ買ったんだけれど、今のところ。
やっぱり上下で持っているといいよ。
今、下探してるの。上持っているから。
雨対策には「PATAGONIA(パタゴニア)のレインウェア」が役に立っています。これは2代目。
別に雨が降っていなくても、肌寒ければさっと羽織れて、コート代わりになる逸品。ブロンプトンと同じ頃にやってきたので、かれこれ4年ほど使っています。
上下とも、すこし大きめの造りになっているので、日頃着ている服のワンサイズ下を選ぶと、ちょうどいい感じです。
着心地は軽く、丈夫で普段使いのしやすいところが、ブロンプトンと似ています。
PATAGONIA(パタゴニア)独自の素材「H2No」との付きあい方(レインウェアの洗濯方法)
素材には、パタゴニアのオリジナルで、撥水性と透湿性(布などを水蒸気が通り抜ける性質)に優れた「H2No」(名前が面白いなあ)が使われています。
ゴアテックスのような性能があるので、基本的に蒸れには強いのですが、走っている時には、それでも熱くなるもの。
そんな時には、「手首周りのマジックテープ」や、「ガバッと開く脇の下のチャック」で、細かな調整ができます。
最近では、動きやすさを追求した、縦横にぐいーん伸びる、ストレッチ性のあるタイプも出ていて、人気のようです。
使った後は、どこかに引っ掛けておくと、まあ次の日辺りには勝手に乾いていて、また袖を通すことができます。
ただ、皮脂には弱いようで、汗や汚れを洗い落としておかないと、首周りのところがボロボロ剥がれてきて、なんとなくみすぼらしい感じに。
パタゴニアのレインジャケットやレインパンツ類は、ぬるま湯で洗ってから、陰干しをして、軽く乾燥機にかけると撥水力が復活をします。
なにより洗うと心地がいいので、この辺は手間を惜しまず、全自動の洗濯機を見かけたら、着替えるついでに放り込んでしまいたいところ。長持ちします。
雨対策としては、その他、足が濡れるのも気持ち悪いものなので、なにか気に入った履物をセットで手に入れておくと重宝します。
例えば、夏場はストラップの付いたサンダルで、寒くなってきたら長ぐつなど。
この長ぐつも、くにゃっと畳めるので、使わない時はラックサックに。
雨の多いブロンプトンの故郷では、ポンチョ(レインケープ)を使う人が多いようです。
トレンチコートやハンチング帽も、ブリティッシュスタイルの代表格。上から下までまとめてしまい、颯爽とサドルにまたがれば、シャーロックホームズになれるかもしれません。
英国づくしでいくならば、BWC(ブロンプトン・ワールド・チャンピオンシップ)への参戦も
折り畳みのスピードと、脚力に自信のある方には、英国的なドレスコード(ジャケットに襟付きシャツ、ネクタイ着用)のあるレース、ブロンプトンの祭典が2010年から毎年(3月~5月頃)開かれています。
場所は、JAF(日本自動車連盟)の公認サーキット。千葉県の「袖ヶ浦フォレストレースウェイ」。
男女共、優勝者は、ロンドンで開催される「BWC Finalへの招待権」と「往復航空券」がもらえます。
もうひとひねり欲しいなあー。考えておきます。
長々と、最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
花が咲いたら…?じゃんけんポン!